クレイクリームシャンプーはなぜ泡立たない?汚れを落とす仕組みとメリット

クレイクリームシャンプーはなぜ泡立たない?汚れを落とす仕組みとメリット

「泡立たないシャンプーで、本当に頭皮の汚れは落ちるの?」

クレイクリームシャンプーを初めて使う方から、よく聞かれる質問です。
シャンプーはたっぷり泡立てて洗うもの、という感覚があるので、当然の疑問だと思います。

私は7年以上クレイクリームシャンプーを開発・販売してきましたが、泡立たないことにはきちんと理由があります。

今回は、そもそもシャンプーはなぜ泡立つのか、クレイクリームシャンプーはどうやって汚れを落とすのか。その仕組みからお話しします。

そもそも、なぜシャンプーは泡立つの?

一般的なシャンプーには、頭皮の皮脂や整髪料など、水だけでは落としにくい汚れを洗い流すために界面活性剤が使われています。

そして界面活性剤には、洗浄だけでなく泡をつくる働きを持つものがあります。

ここで知っておきたいのは、「泡そのものが汚れを落としているわけではない」ということ。

泡には、洗浄成分を髪や頭皮へ広げやすくしたり、洗っているときの摩擦を抑えたり、どこまで洗ったかを感覚的に分かりやすくしたりする役割があります。

つまり、泡立つシャンプーには泡立つシャンプーの合理性があります。

一方で、汚れを落とす方法は「泡立てる」だけではありません。

ここから発想したのが、私が開発したクレイクリームシャンプーです。

泡立てずに、どうやって頭皮の汚れを落とすのか

クレイクリームシャンプーは、クリームを頭皮と髪になじませて洗います。

CLAYSEE SPA(クレイシースパ)では、洗浄成分だけに頼るのではなく、クレイやサンゴ末などの多孔質な素材を組み合わせています。

クレイの「吸着」という性質を洗浄に活かす

クレイは、非常に細かな粒子を持つ天然の鉱物です。

その性質を利用し、頭皮の皮脂や汚れを吸着しながら洗い流すというのが、クレイシャンプーの特徴のひとつです。

CLAYSEE SPA(クレイシースパ)では、クレイに加えてさらにサンゴ末を配合し、頭皮の汚れをすっきり落とす設計にしています。

そして、海藻由来成分などを組み合わせ、洗うことだけではなく、洗髪後の頭皮や髪のコンディションまで考える。

「強く洗って落とす」のではなく、必要な洗浄力を確保しながら、頭皮と髪の素地を整えていく。

これが、私がクリームシャンプーを設計するときに大切にしてきた考え方です。

泡立てない最大のメリットは「こすらなくていい」こと

私がクリームシャンプーに感じている大きなメリットのひとつが、泡立てるために髪をこする工程を減らせることです。

髪は濡れているとき、摩擦の影響を受けやすい状態になります。

一般的なシャンプーでも、手のひらでしっかり泡立ててからやさしく洗えば、必要以上に髪をこする必要はありません。

ただ実際には、髪の上でシャンプーを泡立てようとして、無意識に髪同士をゴシゴシしてしまうこともあります。

クリームシャンプーは最初から泡立てる必要がありません。

頭皮と髪をしっかり濡らしたら、クリームを頭皮へ直接なじませ、指の腹でマッサージするように洗う。

髪にはクリームをなじませる。

クリーム自体にすべりがあるので、「泡立てるためにこする」という動作そのものが必要ありません。

特に40代以降、乾燥や白髪染めなどによる髪のパサつきが気になる方には、毎日の洗髪で余計な摩擦を増やさないことも、きれいな髪のベースを守るひとつの考え方だと思っています。

頭皮クレンジング・洗髪・トリートメントを1本に

もうひとつ、私がクリームシャンプーをつくり続けている理由があります。

それは、とにかく日常に取り入れやすいこと。

一般的なヘアケアでは、

シャンプーをする。
流す。
トリートメントをつける。
時間を置く。
また流す。

という工程があります。

クリームシャンプーなら、頭皮にクリームをなじませてクレンジングし、そのまま髪にもなじませてケアする。

そして一度流せば、基本の洗髪は完了です。

頭皮クレンジング、シャンプー、コンディショニング、トリートメントをひとつにまとめることで、工程そのものを減らせます。

私が商品開発で大切にしている「時短と質の両立」です。

単に早く終わればいいのではありません。

毎日使うものだからこそ、必要なケアはきちんとする。でも、必要以上に工程を増やさない。

美容を生活に無理なく組み込むための、引き算の設計です。

クレイクリームシャンプーにも向き・不向きがある

もちろん、すべての方にクリームシャンプーが合うとは限りません。

たっぷりの泡で洗う爽快感が好きな方や、スタイリング剤を多く使用する方などは、一般的なシャンプーのほうが使いやすいこともあります。

また、クリームシャンプーは泡によって洗えている範囲を確認できないため、頭皮までしっかりクリームを行き渡らせ、十分にすすぐことが大切です。

最初は泡がないことに少し違和感を覚えるかもしれません。

でも、泡立てること自体が目的ではなく、

「頭皮と髪をきちんと洗えているか」
「必要以上の摩擦をかけていないか」
「自分が心地よく続けられるか」

という本質から考えれば、泡立たない洗髪もひとつの選択肢になります。

まとめ|洗うことも、もっとシンプルでいい

私は7年以上クレイクリームシャンプーを販売してきました。

その中でずっと考えてきたのは、泡をなくすこと自体ではありません。

毎日行う「髪を洗う」という基本のケアを、どうすればもっとシンプルに、心地よく、髪と頭皮をいたわりながら続けられるか。

その答えのひとつが、クレイや洗浄成分で汚れを落とし、クリームで髪をケアしながら、複数の工程をひとつにまとめるという方法でした。

たくさんのことをするより、必要な基本をきちんと整える。

そして、ヘアケアにかけていた時間を少し短くできたなら、その時間を仕事や家族、趣味、自分がやりたいことに使えばいい。

BEAUTY FOR LIVING.
美容は人生を楽しむために。

髪をきれいにすることも目的ではなく、毎日を気持ちよく過ごすためのひとつの基本。

それが、私の考える自然体のヘアケアです。

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